松下幸之助の本を読んでいると、経営者はこうでなくてはならない的な言葉がちょいちょい出てきます。何がいちばんなのか、よくわかりません(笑)
でも、それぞれが大事だと感じるので、どれがいちばんでもいいかな、と考えています。
そんな中で今回は経営を成功させるために経営者に必要な条件を紹介します。
「仕事をする、経営をする時に、何がいちばん大事かと言えば、その仕事を進める人、その経営者の熱意やね。溢れるような情熱、熱意。そういうものを、まずその人が持っておるかどうかということや。熱意があれば、成功する知恵が生まれてくるもんや(松下幸之助はなぜ成功したのか、江口克彦著、東洋経済新報社)」
「滾るような(たぎるような)熱意(同著)」とも言っています。
たぎるような熱意、何かものすごい暑さを感じさせます。それだけ熱い思いが大事だということを感じさせます。
とは言え、熱意が必要なのは、成功するためです。成功するために熱意が必要なので、成功する必要がない経営者には熱費が必要ないということにもなります。
確かに、今まであってきた経営者の中で、その会社の経営に対して熱意を感じない人がいましたが、成功することができてないように感じます。
ではなぜ、熱意があれば成功できるでしょうか?
それは熱意があれば協力してくれる人が出て来てくれるからだそうです。
「もし、少々知識が乏しく、才能に乏しい点があっても、強い熱意があれば、その姿を見て多くの人が協力してくれるようになります。(中略)
「熱意」、「熱心さ」は周囲の人を惹きつけ、周囲の情勢を大きく動かし、そして、創意も工夫も知恵も生まれてきます。(同著)」
熱意があれば、周囲の協力が得られる上に創意も工夫も知恵も生まれるとは、熱意は何とも便利なものですね。
あなたの周りにも熱意を持って何かに取り組んでいる人はいませんか?いればわかると思いますが、そういう人って応援したくなるじゃないですか?
私の周りにもいますよ、そういう人。やっぱり応援したくなりますし、応援する人が周りに集まっています。そして、何とかしようとして知恵を振り絞って頑張っています。
熱意が持つパワーはすごいものだと思います。
自社の経営に熱意を持ってますか?
改めて、自分の会社のことに熱意を持って取り組んでみてはいかがでしょうか?