9月4日放送の虎ノ門ニュースを見て、頭に残っていることを整理する目的で、箇条書きでまとめてみる。記憶を頼りに書くので、内容の正確性については保証できないものであることを予めお断りしておく。
今回は、コメンテーターが国際政治学者の藤井厳喜先生とジャーナリストの井上和彦さん。何と言っても藤井先生の国際情勢分析は深くて、ホントに為になる。
今回の内容はこんな感じ(上記サイトより)
00:03:57 本編
00:16:08 中国 米産原料に不当廉売認定「WTO協定に依拠」
00:27:23 五輪 旭日旗の持ち込み禁止せず 組織委が方針
00:34:39 警官が火炎瓶投げつけか デモ参加者装い自作自演疑い/香港長官 非公式に「辞めたい」 会見では続投強調
00:52:29 カンボジアの対中依存を批判 野党幹部 支援求める
01:18:22 韓国の日本批判を注意 APECで議長国チリ
01:34:15 イタリアのコンテ氏 政敵同士をまとめて新政権発足へ
01:47:06 ポーランド国交樹立100周年 知られざる日本との絆
01:57:08 国際会議J-CPAC閉幕 藤井厳喜氏3年連続登壇
・WTOはもはや機能していないし、機能しなくなる。動画では上級委員の数に触れていたが、詳細を覚えていないので、ネットの他の記事で代用すると、上級委員が定員は7名だが現在は3名しかいない。しかも、このうち2名は今年12月に任期を迎えるため審議ができなくなる(https://jp.reuters.com/article/wto-breakingviews-idJPKCN1OR0HL)。
貿易交渉は多国間で行うのではなく、二国間同士で行うようになってきている。そもそも、自由貿易を協議する場に、一党独裁で統制経済を行っているチャイナがWTOに入っていること自体問題。
・香港の民主化デモ。警官が火炎瓶を投げつけている。チャイナの人民解放軍が紛れて、デモを暴動とすることがよくある。今回の香港でも行われている。暴動とみられるようにしてから、鎮圧したいのがチャイナ共産党の考え。しかし、天安門事件のような鎮圧はできないだろう。
・カンボジアは日本の支援にとても感謝していて、カンボジアの紙幣に日本国旗が印刷されている。こういう親日国家をもっと大切にすべき。
・韓国がAPECで日本批判をしたが、議長に注意された。APECは多国間の問題を話し合う場であって、二国間の問題は当事者同士で話し合え、ということ。
・イタリアについては、イタリアに詳しくない私にとっては出てくる当事者が多いうえに、ほとんど初耳。なので、あまり頭に残っていない。頭に残っているのが、EUの中で唯一だと思うが、チャイナの一帯一路構想に関する覚書をチャイナと交わしてしまっているということ。
・ポーランドは実はとても親日国家。インテリジェンスのつながりもある。大東亜戦争末期にソ連が日本に進行することもポーランドから情報がもたらされた。
詳しい話は思い出せないので、参考になるネットの記事のリンクを貼っておこう。
知られざる親日国。なぜポーランドの人々は日本に感謝し続けるのか
日本のマスコミは反日国家による日本批判ばかり紹介するが、そうではなくて、今回取り上げられたカンボジアやポーランドのような親日国家のことももっと紹介して欲しい。紹介しないから、こうして紹介するんだけど。