9月2日放送の虎ノ門ニュースを見て、頭に残っていることを整理する目的で、箇条書きでまとめてみる。と言っても今回はそんなに頭に残るものはなかったかな。
まあ、でも、継続的にやるのも大事なので今回もまとめてみよう。
出演は準レギュラーと言っていい正論編集長の田北真樹子さんと経済学者の高橋洋一先生。高橋先生は東大卒の元大蔵官僚。笑いながら説明するのが特徴的で面白い。結構好きなコメンテーターだ。
今回の内容はこんな感じ(上記サイトより)
00:01:48 本編
00:13:19 来年度予算案 100兆円超え確実/社会保障改革へ月内新会議/年金30年後は2割目減り 厚労省
00:31:34 貿易協定発効へ調整加速 日米
00:39:43 香港デモ 空港入り口封鎖 市への交通まひ
00:47:02 公文書管理に公的資格創設
00:52:28 米朝実務協議の開催困難 北朝鮮高官/潜水艦発射弾道ミサイルの実験準備か 北朝鮮
01:11:43 特集「どうする どうなる大韓民国」
01:45:49 国家公務員の給与増勧告 人事院
01:54:47 アップル 9月10日 新iPhone披露へ
・来年度予算案100兆円超えとか過去最大という、いかにもたくさん使います的な表現が使われているが、これは財務省が作った原稿を新聞記者がそのまま載せているケース。予算が増えているから増税しても仕方ないという印象操作のため。高橋先生曰く、今は長期金利がマイナスだから、国債を発行した方がよい。借りた金額より返す金額の方が少なくて済むから。
・社会保障改革なんて必要ないしできない。年金数理計算で厳密に計算されているから。年金は長生き保険。半分の人がなくなるという前提で計算されている。給料の20%位を50年払い続けて、定年後20年間で給料の50%を貰うように設計されている。年金は長生き保険だから、寿命が延びれば支給開始年齢が遅くなるのは当然。
・社会保障改革をやろうとする政治家は単なるパフォーマンス。年金数理計算で計算されているものを改革のしようがない。
・年金が30年後には2割目減りするというが、それは30年後の給与をベースにするから。今時点の給与をベースにすれば60%になる。数学的にそうなってしまうだけ。(高橋先生の説明が早すぎて理解がついていかなかった・・・)
・韓国の経済状況を分析するには、サムソンの財務状況を分析すればよい。その意味で韓国の経済状況は分析しやすい。
・今は、韓国よりも北朝鮮の方が与しやすい。だから、北朝鮮を仲間にして、北朝鮮のミサイルを中国に向けるようにするものあり。
年金と経済のことは、高橋先生の見解を聞くのが一番わかりやすい、ということが今回改めてわかった。